休みに入る前に

大学生の頃から、休みに入る前には本屋に行って自分が今欲している本を探しに行く、ということをしていた。欲しい本がある訳ではなく、何か心に響きそうな本がないかを探しに行っているのだ。

昨日も連休前日で、3時に上がるはずだったが、うまくいかず、4時半になってしまった。

東京にきてからは、代官山のTSUTAYAに行くようになった。雰囲気もそこにいる人たちがとても洗練されているし、初めて行った時は緊張したし、そこに置いてあるだけでとても価値のある本で、買って家に持って帰りたい!と思っていた。

デザイン系の本がとにかく豊富で他の書店ではなかなか見ない本も多い。特にデザインとビジネスを結びつけるような内容の本も多く、それがこの場所に本棚としてまとめられているということはみんながこういう本を欲しているんだな、と驚いた。昨日行ってその本棚を見ると、中身は変わっていたが、既にその中の多くの本を読んでいるなと思った。その結果、自分がアイデアマンになったかというと、全然そんなことないが。。。

自己啓発、誰でも分かる、10倍速く・・・という本は昨日の自分にはいささか食傷気味であった。そういう本も多く読んできたが昨日の自分が欲しているものではなかったし、udemyがあるので、動画で学べるものは本で買う必要がないかな、という思いも出てきていた。

昨日も1時間近く徘徊していたが、なかなかこれは、という本は見つからなかった。たまたま買った本に、順調な時はあまり本を欲せず、苦境な時に本が避難所になる、という趣旨のことが書いてあったが、そいいう感覚かもしれない。

自分をゆーっくり、物事をゆーっくり考えることができるような本がないかな~っと探し回っていた。

結局、”千年の読書”と”みんなの映画100選”という本を買った。

すごいもので、千年の読書はまさにこういう本を探していたな、という内容が書いてあって、自分の棚卸、点検も含めて本屋でゆっくり本を選ぶという経験はやめられないな、と改めて思っている。

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