読書について

休みに入る前に2冊の本を買い、1冊目の千年の読書は読み終えた。探していたそのままの本で、本の中にも書いてあったが、本屋での出会いに感謝することになった。毎回、毎回が奇跡と思える。

ただし、1冊の本の背後には更に多くの本が待っていて、その本たちも読んでみたくなるし、直接その本ではなくても、そのような本を読みたい、という気持ちでいるとやはり似たジャンルの本を手に取ってしまう。

連休前に買った本は2冊だったがもう5冊に増えてしまっている、しかもその本たちが例外なくとても良い内容の本で、今の自分の人生には欠かせないものであると感じる。数を読めばいいわけではないが、今の自分には数も必要と思っている。

今はちょうど、センスオブワンダーを読み、とても豊かな、感受性が高いような精神状態でいる。が、同時に仕事が始まっての忙しい日々の中にかき消されることなく、この豊かな気持ちをどのように保ち続け、還元していけるだろうかということを思っている。

本を読む目的とはなんなんだろうか、知識を身に着けるためにはその目的地は遠すぎるし、誰に認めてもらうんだろう。

自分の気持ちが豊かになっているとしたら、それは誰が実証してくれるのだろう。自分で自分が充実していることを認めることで完結するものなのだろうか。この道の先にはいったい何があるんだろうか。

読書が階段のようなもので、一歩ずつ上があり、その先にゴールがあるものであれば、自分の得意分野である気もするが、どうやら違いそうだというのも気が付いている、が、これまでそういったものはあまり経験したことがなく、この道を前に進み方に悩んでしまう。

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